qemuでArchLinuxを建てる
なんでももくもく会ドットアスタリスク[.*]#2でやった内容です。
ドットアスタリスク[.*] online #2 - connpass
初qemuの備忘録
環境
手順
参考にさせていただいた記事
momoto.github.io
とりあえずqemuインストール
# pacman -S qemu
kvmが有効になっているかどうか等は参考記事内で書いてあります。僕は問題なしでした。
まずは仮想マシン生成
$ qemu-img create -f qcow2 archlinux-test.qcow2 16G
archlinux-test.qcow2という仮想マシンが出来上がります。
起動してArchLinuxをインストールします。事前にArchLinuxのイメージをダウンロードしておきます。
$ qemu-system-x86_64 \ -enable-kvm \ -m 512 \ -boot order=d \ -cdrom archlinux-20yy.MM.dd-dual.iso \ archlinux-test.qcow2
バックスラッシュ+改行で数行かけてコマンド書けるんですねぇ。オプション大量につけるコマンドにはありがたい。
これで見慣れたArchLinuxが起動するはずです。
ArchLinux on qemu on ArchLinux pic.twitter.com/9ZYQYromSk
— temama@ミニキャン北海道2016 (@Tkon_sec) 2016年11月4日
ここからインストール作業に移ろうとするのですが、pingが通りません。
ホストとブリッジ接続しようとしたけどめんどいしなんか方法ないかと思ってたら、デフォルトだとNATで繋がってる模様。
でもpingもtracepathもだめで、調べてみたらTCP/UDP以外は通さないようになっているらしい。
pingは通らないけどpacstrapは普通にできた。すっごい違和感あるもののインストールは進められる。
というわけでArchLinuxインストールガイドを見ながら難なくインストール完了。
もちろんインストール後はイメージをマウントする必要はないのでqemu起動時のオプションから消して大丈夫。
$ qemu-system-x86_64 \ -enable-kvm \ -m 512 \ -boot order=d \ archlinux-test.qcow2
ただlinux使ってみたいだけならqemuで手軽に建てれるようになったので、わざわざVMwareとか入れる必要がなくなってうれしい。ArchにVMware入れるの面倒だし。
今回建てたArchはlivepatchで遊ぶ用。あと挫折したgentooも再挑戦したい。